起業パターン①勢いで起業を叶えたあおいさんの話【35歳から始める女性の起業】

起業に成功する人の中には、「勢い」を武器に夢を叶えた人もいます。今回は、勢いよく起業したあおいさんの体験を通して、このタイプの魅力や課題をご紹介します。

トルコのカフェに憧れて、夢を追いかけた

あおいさんは、もともとコーヒーが大好きで、大学時代から地元のカフェでアルバイトをしていました。

コーヒーを淹れることはもちろん、お客様との会話を楽しむ時間が大好きで、「いつか自分のカフェを持てたらいいな」と漠然と考えていたそうです。

20代半ば、彼女はバックパッカーとして訪れたトルコで運命的な出会いをします。イスタンブールのカフェ文化に心を奪われたのです。特に、トルコの小さなカフェで飲んだ一杯のコーヒーの美味しさと、オーナーの温かいもてなしに感動し、「こんなカフェを自分の手で作りたい」と強く思うようになりました。

帰国後もその思いは冷めることなく、28歳のとき、貯金と少しの借り入れを元手に、自分のカフェをオープンする決意をします。

起業してよかったと思える点

あおいさんが「起業して本当によかった」と感じるのは、お客様の笑顔や「また来たい」と言われたときの喜びです。

「自分のカフェが誰かの癒しの場所になっていると感じる瞬間が、一番幸せです。カフェでの一杯の時間が、誰かの日常を少しでも豊かにしていると思うと、自分のやりたいことが形になっているんだなと実感します。」

また、彼女は自分のカフェを通じて、地元のコミュニティとも深く関わるようになりました。イベントを開催したり、地元の食材を取り入れたメニューを作るなど、「地域とのつながりを感じられること」も、起業して得られた大きな喜びのひとつだそうです。

起業してきつい点

一方で、起業にはきつい点もありました。特に彼女が感じたのは、「時間の制約」と「経営のプレッシャー」です。

「オープン当初はスタッフを雇う余裕がなく、毎日早朝から仕込みをして、夜遅くまで店に立ちっぱなしでした。友人と会う時間も取れず、プライベートがほとんどゼロの状態でした。」

また、経営者としての責任も、想像以上に重いものでした。

「売上が少ない月が続くと、本当にやっていけるのか不安になります。スタッフを雇ったときは、自分だけでなく、他の人の生活も支えなければならないプレッシャーがありました。」

勢いで起業を叶えた彼女の教訓

勢いよく起業したあおいさんですが、現在ではそのカフェも軌道に乗り、地域で愛されるお店になっています。彼女が学んだことのひとつは、「勢いだけでなく、続けていくための計画や準備も必要」ということです。

「最初は勢いで突っ走りましたが、途中で立ち止まって、自分の理想と現実のギャップに向き合う時間が必要でした。今では、スタッフや家族の支えを借りながら、無理なく続けられる仕組みを作ることができました。」

あおいさんのように、勢いで起業を叶えるタイプの人は、強い行動力と情熱を持っています。一方で、起業後はその情熱をどう維持し、持続可能な形にしていくかが重要です。

おわりに

「夢を持つことに年齢は関係ありません。大切なのは、夢を叶えたいという気持ちと、それを行動に移す勇気です。」

あおいさんのストーリーは、勢いで起業を考えている人にとって、大きなヒントとなるでしょう。夢を追いかける力を信じて、一歩を踏み出してみてください!

まとめ

今回は『起業パターン①勢いで起業を叶えたあおいさんのお話』、をお伝えしました。

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みやび

日本エピテーゼ協会会長兼エピテみやび株式会社代表取締役。群馬県生まれ。元歯科技工士。友人の乳がんをきっかけに起業。10年で47都道府県にエピテニスト®とエピテカウンセラーを展開します!

好きなものはもふもふの動物。O型。おうし座。趣味は読書。たまに飲み歩き。

【メディア掲載】
NHK/テレビ東京/J-wave/TBS/日本経済新聞/読売/朝日/毎日/東京/上毛/京都新聞など/創業手帳/創業手帳woman/健康365/映画「フタリノセカイ」など多数

【受賞】
女性起業プロジェクト:グランプリ/品川ウーマンズビジネス:特別賞/Niceなビジネスコンテスト:奨励賞/ぐんぎんビジネスサポート:努力賞/TOYP2020:厚生労働大臣賞・準ブランプリ

【商標】
エピテ®/エピテニスト®

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