はじめまして、千尋(ちひろ)と申します。
私はこれまで、医療従事者として多くの患者さんやご家族と向き合ってきました。
命を守る仕事にやりがいを感じながらも、「医療だけでは届かない部分があるのでは」と感じる場面が何度もありました。
現在は、エピテーゼ(エピテ®)という手術しないで外見を整えられることを知り、
その可能性を伝える活動を始めていこうかと思い、筆をとりました。
これから少しずつ、私がこれまでの医療の現場で見てきたことや、そこから気づいたことなど、私自身の視点から綴っていきます。
医療では“対象外”になってしまう悩み
医療の現場では、よく耳にする言葉があります。
「これは機能的に問題がないので、保険治療の対象ではありません」
その判断は、決して間違っていない。けれど、
診察室の外で泣いている親御さんや、表情を曇らせる患者さんを見るたび、どこか釈然としない思いを抱えていました。
見た目の悩みは“心の痛み”でもある
たとえば、指が少し短い、耳が形成不全である・・・。
こうした外見の違いが、日常生活に支障をきたさないとしても、本人や家族にとっては深刻な悩みであることも少なくありません。
でも、医療では“命に関わらないもの”や“生活に支障がないもの”は、「経過観察」とされることがほとんどです。
その間に、心のダメージだけが蓄積されていくこともある。
私自身、現場でそういったケースをいくつも見てきました。
「支援のはざま」に置き去りにされる人たち
医療の制度では救いきれない、
でも福祉の枠にも当てはまらない。
いわゆる“支援のはざま”にある方々が、実は想像以上に多くいることを、私は現場でたくさん見てきました。
それは、治療を拒まれたのではなく、
「そもそも対象として見てもらえなかった」という感覚に近いのかもしれません。
もうひとつの支援のかたちを知って
そんな中で出会ったのが、エピテーゼ(エピテ®)という選択肢でした。
手術でもなく、薬でもなく、けれど“見た目の悩み”に向き合い、
それによって心が少しずつ回復していく様子を見たとき、私は「こういう支援もあるのだ」と、はじめて腑に落ちたのです。
医療の役割は大切です。
でも、それだけでは足りないこともある。
そう思ったとき、私はエピテーゼ(エピテ®)を伝える活動を始めようと決めました。
【詳しく知りたい方はこちら】
▶ エピテーゼ入門講座の詳細はこちら
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▶ 日本エピテーゼ協会とは?(はじめての方へ)
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【こんな方におすすめ】
✅ 自分の経験を活かしたい
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一般社団法人日本エピテーゼ協会は、エピテスクール(協会直営のスクール)を通じて、エピテーゼを学びたい方に向けた各種講座や、協会認定資格が取得できるカリキュラムを提供しています。
エピテーゼ(エピテ®)とは、事故や病気、生まれつきの理由などで体の一部を失った方の“見た目”を補う装具(そうぐ)です。
義手や義足のように動かすためのものではなく、美容整形のように手術をするものでもなく、見た目に特化した“心を支えるケア”です。