叡啓大学で講演してきました。“小さな困りごと”が仕事になる、その瞬間

先日、広島にある叡啓大学にて、当協会代表・田村雅美が「起業」をテーマに講演を行いました。
講演のタイトルは、
「課題をビジネスに変える力〜社会の“困りごと”から起業した私のストーリー〜」


ご縁のきっかけは、テレビ出演から

今回このような機会をいただいたのは、叡啓大学の先生がたまたま私たちの活動をテレビで知ってくださったことがきっかけでした。

先生のご実家が歯科医院であることもあり、代表・田村が元歯科技工士であることに強く共感をいただきました。
また、先生のお母さまとおばあさまが乳がんを経験されていたことから、エピテーゼへの深い関心を持っていただき、今回の講演が実現しました。


“困りごと”は、実はすぐそばにある

講演では、代表自身の原点でもある、
乳がんを経験した友人の言葉について触れました。

「もう女として終わった。他に方法があるなんて知らなかった」

その一言が、エピテーゼ事業を始めるきっかけとなりました。

「当事者が知らないのって、おかしくない?」
そんな**小さな気づきや疑問=“違和感”**が、私たちの活動の出発点です。


叡啓大学で出会った学生たちの反応

叡啓大学は、社会課題に関心を持つ若者が集まる大学です。
当日は、入学してわずか3週間の1年生が中心でしたが、
彼女たちの質問はとても本質的でした。

  • 「どうやって“困りごと”に気づくんですか?」
  • 「起業って怖くなかったですか?」
  • 「最初の一歩は何をしましたか?」

その中で、印象に残ったのは、

「自分が何をしたいのか、まだ分かりません。でも誰かの役に立ちたいんです」

という言葉でした。


技術と起業。どちらも“誰かのために”から始まる

私自身は、もともと持っていた技術をきっかけに起業へとつながりましたが、
本当のはじまりは、「気づき」や「違和感」だったように思います。

「なぜこんな大切なことが知られていないんだろう?」
「誰もやっていないのは、なぜ?」

そんなふとした疑問が、やがて“誰かの困りごと”として輪郭を持ちはじめ、
行動へと変わっていきました。

社会課題というと難しく聞こえるかもしれませんが、
多くの場合、その出発点は特別な経験や専門性ではなく、
日々の中でふと感じる“引っかかり”や“気になったこと”です。


小さな困りごとから始める、小さな起業

エピテーゼ協会 起業応援プログラムがスタートします!

起業したいんです!
自分の経験を活かしたいんです!ってご相談が徐々に増え始めました。

なので、協会では今後、
「小さな困りごとから始める小さな起業」をテーマにした
女性の起業応援プログラムを開始します。

✔️ 誰かの悩みに寄り添う仕事をしたい方
✔️ありがとう、と言われる仕事をしたい方
✔️ 小さな一歩を踏み出したいけれど不安な方

夏頃を目安にメンバーを募集しますので、楽しみにお待ちくださいね。


最後に

起業とは、“すごいこと”をするすごい人ではありません。
何か大きな社会課題やニュースになるような問題ばかりではありません。

それは、誰かがふと漏らした
「こんなことで悩んでるんだよね」という小さな声の中にあることが多いのです。

実は、そうした身近な声や違和感の中にこそ、
ビジネスの種や、誰かの「ありがとう」が眠ってい
ます。

私たちは、そう信じています。

未来の社会起業家として、
そして共感を原動力に行動する起業家として、
“気づけるあなた”が社会の新しい可能性を開いていくことを、心から願っています。


地方での講演やセミナーのご依頼も、全国どこでも大歓迎です。お気軽にお声がけください。

https://epitemiyabi.jp/seminar-lecture-record/

お知らせ

▶エピテーゼ展Ⅺ(5/3~7日@原宿):https://designfestagallery.com/gallery-detail/?id=33912

▶エピテーゼ専門サロン エピテみやび:
https://epitemiyabi.jp/

▶日本で唯一!エピテーゼの学校 日本エピテーゼ協会:https://epiteschool.net/

▶エピテーゼってなに?ミニ講座:
https://epiteschool.net/curriculum/

▶デジタルコンテンツ:
https://store-epithe.stores.jp/

日本エピテーゼ協会/エピテスクール

一般社団日本エピテーゼ協会は「エピテーゼを社会の選択肢に」という理念のもと、学び・資格・活動支援まで一貫して行う専門機関です。
エピテ®スクールでは未経験から学べる、協会認定資格が取得できる講座を提供しています。

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