社会起業家は儲かる!?【エビデンスに基づき解説】

こんにちは。
エピテスクールの講師みやびです。

朝起きられない。だったら会社に行かずに仕事をしよう。

さて、あなたは「社会起業家」というコトバを知っているだろうか?
またの名をソーシャル・アントレプレナーともいう。

聞きなれないコトバだが、社会貢献を仕事として取り組むことを仕事にした人たちのことです。

有名どころでは
・おしゃれ石けんを販売する“Lush
・発展途上国でつくる鞄を販売すル“マザーハウス
の会社を立ち上げた彼らのことを指します。

自分なんて無理って思うかもしれませんが、決して有名になろうとか、大きな会社にしようと思わないで。

朝起きられないっていう理由だけで、自分で仕事を始めたっていいし。



もし、今後あなたの心に何か突き刺さる大きな出来事が起きた時に、この記事の事を思い出してほしい。

あなたがこれからやろうとしていることは、きっとこれからの世の中に役に立つことだから。


社会起業家とNPO(非営利団体)との違い

まず、社会起業家というコトバがが生まれたのはつい最近のこと。
NPOとの大きな違いは、収益を上げながら社会貢献に取り組んでいるということ。

収益事業である以上、ボランティア団体ではない。
そうかといって利益を上げることだけが事業の最終目標ではなく、あくまでも社会問題の解決を目標としている。

社会起業家に必要なこと

1、社会性

今現在、コレが解決できたら社会がもっと良くなるかもしれないと考え、解決が求められる社会的な課題に取り組むことをミッションとする。

例えば、地域の高齢者問題や、学校給食代が支払えない子供の貧困、医療的ケアが必要な子供たちなど。

2、事業性

1であげた社会問題を、ビジネスの形にして継続的に事業活動を進めていくこと。

ここで大切なのはNPOと違い、自分たちで収益を上げていくこと。

3、革新性

これまでにない新しいサービスや価値観、商品を提供するためのサービスを構築したりすること。
そして、その活動を社会に広めて社会を動かせる価値を創る事。

大きなポイントは、これまでにあったサービスではなく、新しいサービスとして社会的価値を創り上げること


ではこれらを頭にいれておき、社会起業家はよだれが出ちゃうくらい儲かっている話をしよう。



社会起業家の事情規模

ちょっと古いデーターだが、2007年から2008年にかけて、一般市民への意識調査を行った記録がある。

・ソーシャルビジネスの事業者数:約8000社
・市場規模:約2400億円
・雇用規模:約32000人

という、大きな市場だ。
調査から10年以上たった今、その数は爆発的に増えているに違いない。

では、組織形態をみていこう。

・特定非営利活動法人(NPO法人)46,7%
・株式、有限、合同会社20,5%
・個人事業主10,6%

活動内容は、
・地域活性、まちづくりに取り組むのが60,7%
・保健、医療、福祉が24,5%
・教育、人材育成が23%
・環境が21,4%

となっている。

10年前のデータがこれということは、今現在や今後は市場規模が3兆円を超える規模になることは想像に難くない。

私たち社会起業家の活動がもっと社会に認知されれば、起業のサービスや商品の売り上げは急速に向上する。
一言でいえば、儲かるってこと。

一昔前の、社会に役に立つ仕事は儲からないって考えは古い。
これからは社会貢献をして、誰かに喜ばれ、更に利益が出せるようになる。
儲かりながら、いい事ができるのだ。

よだれが出るだろ?

では、ここまでは日本の現状だが、世界にも目を向けてみよう。


社会起業家の世界の動き

イギリス

社会起業家はイギリスで生まれた。
その後世界中に広まったのだ。

サッチャー政権以来、公共サービスが縮小した。
それを補うように、市民が公共サービスを始めたのだ。

その後ブレア政権になり、社会起業家の育成と支援が行われた。

イギリスでは政府が積極的に動いたことで、社会起業家がたくさん生まれたのだ。

ちなみに10年前の調査時点で、イギリスの市場規模は5,7兆円だ。
雇用規模は77,5万人という恐るべき数字となっている。



はたや、今やグールグルやFacebookといった大きな会社がいくつもある、夢の国アメリカはどうだろう?

アメリカ

アメリカでも新しい事業モデルが次々に生まれた。
ビジネスエリートと呼ばれる頭のイイ人たちが、エリート会社を辞めて独立して社会起業家になったのだ。

また大学院でMBA(経営学修士)を取得した学生が、大きな企業で経験を積んだ後、次々と起業した。

大学でも起業を後押しする講義が豊富にあるため、今やアメリカは世界トップの社会活動家を生み出している。

まとめ

社会起業家とは、お金儲けの為だけに自分で事業を始めるのではなく、とはいいつつボランティアだけの活動ではない。

社会の困りことを解決し、これまでにないサービスや商品を生み出し、利益をあげる。
社会・地域・環境・雇用・経済など全てがwinwinになり、さらに儲かる仕組みをつくる人たちのことをいう。

社会起業家になるためには、
①社会性
②事業性
③革新性 をそろえる必要がある。

噛み砕くと、政府による公共サービスは、政府の財政や方針によって打ち切られることがある。NPOなどの活動も補助金や助成金、寄付が打ち切られたとたん、立ち行かなくなる。

そこで自らの事業モデルで収益を上げることができれば、続けられることができる。そう考えた人たちや団体がビジネス思考でスタートしたのが社会起業家の始まりだ。

10年前のデーターではソーシャルビジネスの事業者数が約8000社
。市場規模が約2400億円。雇用規模:約32000人だった。

今、コロナ禍で大企業が立ち行かなくなり、大規模なリストラが行われている。
就職先も見つからない今、どうせモンモンと過ごすのなら、誰かのために役立つアイデアで起業しちゃうものアリだと思う。


みやび

エピテみやびCEOとエピテスクールの講師です。
事故や病気、生まれつきにより体の一部をなくされた方に「エピテーゼ」といわれる「見た目」と「こころ」を回復する人工ボディの製作とライフスタイルを提案するサービスをしています。

友人の乳がんをきっかけに、元歯科技工士から脱サラして起業の道へ。
好きな食べ物はメロンパンと日本酒。
おうし座・O型で、自由を愛する。

【メディア】
日本経済新聞・読売新聞・朝日新聞などに掲載。
NHK「おはよう日本」・テレビ東京「チェンジザワールド」など多数。

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