だまし絵の応用でニップルエピテーゼを2Dで作ってみよう!

だまし絵といえば、みなさん1度はみたことがあるのではないでしょうか。床に書かれた絵が立体的に見える技法ですね。

今回はエピテーゼを学ぶ上で大切な、2Dを3Dに見せる技法について、プロのエピテニストの観点から描き方のコツをお伝えします。

2Dを3Dに見せる方法は2つ

2Dを3Dに見せる技法は、大きく分けて二つあります。
一つは、遠近法や透視法を使って、空間的な奥行きを表現する方法です。
もう一つは、光や影、色彩や質感を使って、物体の立体感や質感を表現する方法です。

どちらも、2Dの平面に3Dの錯覚を作り出すために重要な技法です。

エピテーゼを作る上で必要な技術ですので、ぜひ練習してみくださいね。

描く上での注意点

遠近法や透視法を使う場合

  • 水平線と消失点を決める。水平線は目線の高さに相当し、消失点は水平線上にある点で、平行な線がそこに向かって収束する点です。水平線と消失点を決めることで、空間の広がりや奥行きが決まります。
  • 一点透視法、二点透視法、三点透視法を使い分ける。一点透視法は、消失点が一つだけの場合に使います。正面から見た立方体などがこの例です。二点透視法は、消失点が二つある場合に使います。斜めから見た立方体などがこの例です。三点透視法は、消失点が三つある場合に使います。上から見たり下から見たりした立方体などがこの例です。
  • 縮尺や比率を考える。遠くにある物体は小さく見えますし、近くにある物体は大きく見えます。また、同じ物体でも角度や位置によって形が変わります。これらのことを考慮して、物体の大きさや形を描きましょう。

光や影、色彩や質感を使う場合

  • 光源と影の位置を決める。光源は物体に光を当てるもので、影は物体が光を遮ってできる暗い部分です。光源と影の位置を決めることで、物体の形や向きがわかります。
  • 明暗や色彩のグラデーションを使う。明暗とは、物体の明るい部分と暗い部分の差です。明暗をつけることで、物体の凹凸や曲面が表現できます。色彩のグラデーションとは、色の濃淡や混ざり具合の変化です。色彩のグラデーションを使うことで、物体の質感や素材感が表現できます。
  • 反射や透明度などの特殊効果を使う。反射とは、物体が光を反射して見える現象です。反射を使うことで、物体の光沢や金属感が表現できます。透明度とは、物体が光を通す度合いです。透明度を使うことで、物体の透明感や水分感が表現できます。

ニップルを2Dで再現する練習

まずじっくりと観察し濃淡やフォルムをとらえます。
一番最初は難しいと思うので、ニップルをスマホで撮影し、それを見ながらデッザンしましょう。

それを繰り返していき、ニュアンスがつかめたら、色を付けていきましょう。

色は水彩絵の具や色鉛筆で練習して、コツをつかむことができたらシリコンの上に描きましょう。

まとめ

エピテーゼは立体ですが、2Dを3Dに見せる技法について学ぶことは、スキルアップや技術向上につながります。

練習方法は紙と鉛筆があれば、どこでもいつでもできます。

上手になる方法は、練習した時間と比例します。どれだけスキマ時間をみつけて毎日努力できたか、3年後・5年後・10年後に大きな差となるでしょう。

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