こんにちは。エピテーゼ専門サロン『エピテみやび』兼日本エピテーゼ協会会長のみやびです。
スクールの見学会や相談会では「今の仕事に不安があります」「手に職をつけたらもっといい未来があると思うんです」「本当にやりたいことがみつかりません」などといろんな悩み事をいただきます。
今回は迷える女性たちに「行きたい場所ではなく、求められている場所を探そう」をテーマにお伝えします。
うちのスクール見学会に来た、そのうちの一人N子さんをご紹介します。
「着物にあこがれがあり、着付けの先生になって自分の腕1本で食べていこう」と考えて着付け講師の資格をとりました。
よーし、これからバリバリ着付け教室をやっていこう!と思い、女性があつまる場所にあちこち出掛けて行ったそうです。行く先で生徒を募集しましたが、なかなか応募がなく、来ても続かない状況でした。
やる気だけが空回りし、だんだんと焦りも出始めます。せっかく資格をとったのに、私はこの先どうなってしまうのだろう?と出口の見えない闇の中に迷い込んでしまったそうです。
スタートし始めの時は右も左もわからないので、宣伝方法やお教室のシステムも改善が必要だったのかもしれませんが、きっと思うに「誰かのため」にスキルを活かしていなかったのだと思います。
自分が好きだから、好きなことをお仕事にしよう。と、自分自身のためだけを考えて、自分の行きたい場所に行こうともがいていたのです。
お着物教室を始めたのも「資格があれば一人で生きていけるだろう」と安易に見つけたひとつの道だったのかもしれないとN子さんは振り返ります。
《趣味は自分のためにするもの。仕事は他人のためにするもの》と言いますが、仕事は人を喜ばせたり、人の役にたってナンボです。
人を喜ばせることで結果的に収入や信頼、評価といったものに繋がります。
まずは人を喜ばせないことには始まりません。
わたしたちは「自分」という商材を使ってお商売をするのです。
お商売の基本は「人が喜ぶ価値があるものを提供する」です。
好きなことを仕事にしちゃいけないの?と思うかもしれませんが、そうではありません。好きこそ物の上手あれと言いますが、好きだからこそ前向きに取り組み、結果がでやすくなります。
ところが、これをお客様のご要望に合わせず「自分はこれをやりたい!」「こっちのほうがいいよ!」と自分よがりになってしまうと、お商売は成り立ちません。
需要や潜在ニーズがないところで、需要を生み出のは至難の業です。
自分が求めていることよりも、人が求めていることを軸に考えるとお商売はうまくいきます。
その延長線上で、自分にできることはなに?をプラスしていくのです。
そこにご自身の経験やスキルが活かせれば、他のライバルとは違った魅力をお客様に伝えることができます。
時代の変化は猛スピードで変化していきます。
常に学び、その状況に応じて「これならできます!」と提案してサービスとして出していきましょう。
どんな人でもできることはあります。
意外と自分では気が付いていない魅力が眠っているはずです。
私もエピテーゼ製作は当たり前にできるものだと思っていたので、友人に言われるまで気が付きませんでした。なので、違う分野の人とコミュニケーションをとることも大切です。
お仕事は自分本位でがんばってもうまくいきません。
まずは相手を喜ばすことから始めましょう。
ただ相手を喜ばすというよりも、あなたにしかできない喜ばせ方、例えば「自分にはなにができるのか?」「自分の価値は何なのか?」を意識していいくと、自然と結果はついてきます。
つまり「好きなもの」「好きなこと」「得意なもの」「やりたいこと」が求められているか、求めてくれる方向に向かっているのかで、チャンスは劇的に変わります。
私は友人の乳がんをきっかけに起業しました。
友人は乳がんで左胸を失い、大きく変わってしまった外見にショックを受け重いうつ病になりました。
エピテーゼは、手術しなくても外見が整えられるサービスです。
友人にもう一度笑顔になってもらいたい。同じように悩まれている人たちの力になれたら、、、そう思い始めました。
まさか自分が起業するなんて思ってもいなかったですし、必要とされているとも思っていませんでした。しかし、自分が当たり前だと思っていた世界から一歩外に出たら、こんなにも必要としてくれ、感動してくれる人がいるんだ!と驚きました。
きっとあなたも、あなたにしかできないことで誰かのお役に立てるはずです。エピテスクールでは、自分が何ができるのかわからないという方に、女性のための起業塾を開講しています。
自分で自分をプロデュースしてみたいと思ったら、ご相談ください。