こんにちは。日本エピテーゼ協会理事長兼講師のみやびです。
デッサンとは、平面上に物体を描く技術ですが、この基本を学ぶことで、三次元の立体感をより正確に捉えることができるようになります。一流のエピテニスト®を目指す女性たちにとって、デッサンは避けて通ることはできません。
今回は、デッサンがどのように立体感を掴むために役立つのか、そしてなぜそれが立体造形(エピテーゼ製作)において重要なのかを詳しくご紹介します。
デッサンとエピテーゼ製作の関係
デッサンは、平面上に三次元の物体(立体)を表現する技術です。
エピテーゼは人体パーツを立体に仕上げることが必須です。
立体感を表現するためには、物体の形状、陰影、透視図法を理解し、それらを正確に描く必要があります。これらのスキルを身につけることで、人体のリアル感を把握し、三次元の立体感を持たせることができます。
陰影の描写で立体感を表現
陰影の描写は、デッサンにおいて立体感を表現するための重要な要素です。
光と影の関係を正確に描くことで、物体の凹凸や質感をリアルに表現することができます。
例えば、顔や指先のデッサンでは、光の当たる部分と影になる部分を描き分けることで、立体感のある表情を作り出せます。
これをマスターすることで、エピテーゼ製作をよりリアルに美しく仕上げることができるでしょう。
透視図法の理解
透視図法(パースペクティブ)は、遠近感を表現するための技術です。デッサンでは、物体がどの位置にあり、どのように見えるかを正確に描くために、透視図法を用います。この技術を習得することで、建物や風景などの複雑な構造物をリアルに描くことが可能になります。
この方法を理解することで、お客様がエピテーゼを装着したときに、不自然ではないかな?全体的なバランスがとれているかな?と考えられることができます。
基本形状の習得
デッサンを通じて、球体、立方体、円柱などの基本形状を描く練習をすることが重要です。これらの基本形状を正確に描くことで、複雑な物体の構造を理解しやすくなります。また、基本形状の練習は、陰影や透視図法の理解を深めるための基礎となります。
デッサンがエピテーゼ製作(立体造形)に与える影響
エピテーゼの質の向上
デッサンを学ぶことで、立体造形の作品の質が向上します。形状や陰影の表現力が高まることで、エピテーゼにリアリティと深みを持たせることができます。これは、特に彫刻や陶芸などの立体造形において重要な要素です。
観察力の向上
デッサンは、物事を注意深く観察する力を養います。細部にわたる観察力が身につくことで、より正確で詳細な作品を作り出すことができます。この観察力は、自然界や人々の表情、体の動きなどを捉える際に役立ちます。
エピテーゼ製作において重要なのは、しわや血管、関節の曲がり具合、ほくろの位置、しみの入り具合など、観察力が必須です。
創造力の強化
デッサンを通じて、頭の中にあるアイデアを具体的な形にする力が高まります。これにより、創造力が強化され、独自の作品を生み出すことが容易になります。また、デッサンは新たなアイデアを生み出すための刺激となり、創作の幅を広げます。
お身体は十人十色です。欠損される部位もそれぞれ違います。そのような時に、エピテ®をデザインしなければなりません。
デッサンを通じて、頭の中に具体的にイメージできると、お客様に最適なご提案ができます。
まとめ
デッサンは立体感を掴むために非常に重要な技術です。立体感はエピテーゼ製作でもっとも重要な部分です。
陰影の描写、透視図法の理解、基本形状の習得を通じて、三次元の物体を正確に表現する力が身につきます。これにより、エピテーゼ製作(立体造形)の質が向上し、観察力や創造力が強化されます。
毎日15分、少しずつチャレンジしてみましょう。