こんにちは。エピテーゼ専門サロン『エピテみやび』兼日本エピテーゼ協会会長のみやびです。
今回は、難病から数年前に車椅子生活となった女性が、自分らしく自立し幸せを見つけるまでのスクール生のエピソードをお伝えします。
昨今、女性の社会進出や男女平等、障がい者差別解消法などが叫ばれているけれど、まだまだ男社会であり、障がい者も生きづらい世の中です。
うちのスクールに相談しにくる子たちも、
障害があるから無理。
自分になんてできない。。。
旦那のOKが出ないから。。。
あの人にこう言われた。。。
などと、誰かと比較したり、自分の人生なのに旦那さんに支配され、思う様に前へ進めない女性たちが多いです。
ですが、そういった悩める女性にはぜひとも、しっかりと自立して誰かのお役に・社会のために活躍していって欲しいと願っています。
では、そんな悩めるコンプレックスの塊だった女性が、うちのスクールでご支援さえていただいてから、たった3か月で自分の軸を見つけ、今ではコンプレックスを強みにしてカッコいいママとして活躍してますので、ご紹介させてください。
車椅子がコンプレックスだった
数年前に難病を発症し、車いす生活となってしまった有本さん。
自由にならないもどかしさから、自ら命を絶とうと思ったこともありました。
そんなある日、とうとう子供に向かって叫んでしまったそうです。
「こんなお母さん恥ずかしいでしょ!」
すると、子供たちは言いました。
「お母さんはお母さんでしょ!!車椅子だって変わらないよ」
この子供の言葉でハッと我に返り、
そうか。この子達のためにもカッコいいお母さんでいなくちゃいけないね。
お母さん、頑張るね!
そう思い、自分の人生を自分で切り開こうと思いました。
乗り越えられない試練
どうにか自立への道を模索し、就職活動をしますが車椅子という「障がい者」向けの求人は多くありません。全身全霊をこめ、子供たちのためにも働く無くてはいけないという願いが伝わったのでしょうか。
何十倍ともいえる倍率を潜り抜け、やっとの思いで就職できました。
しかし、来る日も来る日も苦手な事務仕事ばかり。
病気のため、休む日もでてきます。
ある日、休み明けに出勤した有本さんに向かって部署の雰囲気が明らかに変わりました。
上司でもあるお局さんから、車いすのことでいじめられるようになったのです。
聞きたい質問にも答えてもらえない。もちろん挨拶は無視。
これでは仕事が成り行きません。
勇気を出してなぜ、そんなことをするのか聞きました。
「あなたね、障がい者だからって休みが多いのよ!それに上(会社)に守られてるなんて面白くないの!」
自分ではどうにもできないことを言われ、泣く泣く会社を辞めざるをえませんでした。
気分転換も満足にできない自分
仕事も失い、自分自身もコンプレックスに感じていた車椅子のことを指摘され、落ち込む日々。
どうにか気分転換ができないものかと考え、ネイルをしてもらおうと思いました。
近所のネイルサロンに車いすでも可能か問い合わせたところ
「階段しかありません」
「狭くてスペースがありません」
「対応ができません」
と、の返事。
障がい者になる前は、気軽に通いていたネイルサロンでさえも、もう自分は行くことさえできなくなってしまったのかと、大きなショックを受けました。
ところがこの経験から「障がい者が行けるネイルサロンがないなら自分で始めたらいいのでは?」と発送を転換し、自宅を改装!バリアフリーネイルサロンを始めました。
そのあとも、
PTAのママ
子供のスポーツ団ママ
近所のママ友
などから心無いことを言われ続けていましたが、今ではしっかりと「自分は自分」の軸が出来上がりました。
常に私たちは他人と比べ「幸せ」を測りにかけています。
だから辛くなったり、自分なんかできない。なんて感じてしまうんです。
新しいことを始めるのに旦那の許可を取ることもそうです。
家族だからこそ応援すべきことなのにも関わらす、拘束するのは、あなたの人生が幸せになるように思っていないからです。
あなたはあなたです。
代わりは誰もいません。
誰とも比較しなくなったとき、私たちははじめて幸せになれます。
そろそろ自分で自分の可能性にブレーキをかけることを辞めましょう。
あなたにしかできないことで、誰かのお役に立つこと・社会の役に立つことを始めませんか?
日本エピテーゼ協会では、女性の力で社会課題を解決するを目標にかかげ、女性の自立支援のためのスクールを開講しています。
何かを始めたいと思ったら、まずは自分が何をしたいのかチェックしてみてください。
エピテーゼを通じて、幸せを作るお手伝いをしたいって方はサポータになってください☆彡