立体を把握することはエピテ製作にとって不可欠な作業です。
今回は身近なリンゴを使い、デッサンすることで観察力をアップする方法をお伝えします。
では、はず立体を把握するためのデッサンとはなにか?ポイントです。
もくじ
立体感とは何か
- 立体感とは物体の奥行きや体積を視覚的に理解する能力です。二次元の紙に三次元の物体を表現するためには、この感覚が必要です。
観察の重要性:
- デッサンでは、正確な観察が重要です。形状、光の当たり方、影、質感などを注意深く観察しましょう。
デッサンに必要な基本的なこと
基本形状から始める
球、立方体、円柱、円錐などの基本形を描く練習をしましょう。これにより、物体の基本的な構造を理解することができます。
光と影の練習:
光源を一つ設定し、物体にどのように光が当たり、どのように影ができるかを観察します。影の濃淡を描くことで立体感が増します。
クロッキー:
短時間でさまざまな角度から物体を描く練習をします。これにより、立体感を素早く捉える能力が向上します。
構造の理解:
物体の内部構造を理解することも重要です。例えば、人間のデッサンでは骨格や筋肉の位置を理解することで、より正確な形を描くことができます。
リンゴを使って描いてみる
りんごは一見球体のような形ですが、じっくり観察する複雑な形をしています。
これらは、ひとつのりんごを多角的にみたところです。
同じ形をしていないのがわかるかと思います。
白黒にしてみよう
ちょっと見ずらいなとおもったら、白黒にしてみると余計な情報が入ってこないので、みやすいかもしれません。
写真を加工するだけ
スマホなら写真の加工も簡単です。
撮影した写真を「編集」➡「フィルタ」➡「モノクロ」とするだけです。(お持ちの機種によって違います)
光と影の練習
どのように光があたり、どのように影ができるのかを観察します。影の濃淡を描くことで立体感が増します。
様々な角度から描く
リンゴを台の上に置き、前後だけを動かしながら観察してみましょう。
リンゴを手間に90度動かしました。青線で書いてあるところを観察してみると、フォルムが違うことがわかりますね。
質感を読み取る
質感は、暖かさ・柔らかさ・固さ・光沢・トゲトゲ・ごつごつしているかなどその物質の特性を表すものです。
慣れない場合は、どのように表現していいかわからないかと思うので、そんな時ば文明の利器!スマホの加工アプリを使いましょう。
無料で使えるものもたくさんあるので、写真➡デッサン に変更できるものを探してみましょう。
以下が、アプリを使ってデッサン調に加工した画像です。
これを元に、まずは真似るところから始めてみるといいかもしれませんね。
指先エピテのデッサン
自分の指先を石膏型にしてみると、シワや指紋、関節などみやすくなります。
それを参考にして、デッサンをしてみるものいいかもしれませんね。
バストエピテのデッサン
バストの形も様々です。とくにニップルについては、複雑な構造をしているので、しっかり観察して立体でイメージできるようになれば、バストエピテの仕上がりが大きく違ってきます。
まとめ
リンゴを使ったデッサンで、観察力アップ!エピテ造形上達のコツをお伝えしました。
エピテーゼ製作を習得し、お仕事につなげるには努力が必要になりますが、ほんの少しのコツを意識してやっていけば、知らずと上達しています。毎日コツコツと、やってみてください。