医療・福祉・美容をつなぐ未来へ|講演会レポート

先日MMPG様主催の講演会で「メスを使わない新しい選択肢:医療・福祉・美容のクロスオーバー」というテーマでお話しする機会をいただきました。この日は、医療機関や保険会社の皆様など、多方面の専門家の方々にご参加いただき、エピテーゼの可能性についてお伝えする時間となりました。

エピテーゼの広がる役割

エピテーゼとは病気や事故・先天的などで身体の一部を失った人々の美的側面に焦点を当てた身体的な装具で、自己肯定感や社会復帰などQOLの向上にも貢献します。

指先にまつわるお悩み

講演では、後天的な怪我や生まれつきの症状による指先の悩みに対応するエピテーゼをご紹介しました。エピテーゼは、切断された指先だけでなく、変形した指先にも対応し、日常生活に自然に溶け込む形で製作されています。その美しさと自然さは、多くの方々に驚きと共感を持って受け入れられました。

乳がん後のサポートとしてのバストエピテーゼ

乳がんを経験された方が抱える外見の変化への不安は、まだ社会に十分知られていません。しかし、実際には「左右で見た目が違うことが気になる」「温泉やプールでの行動に自信が持てない」といったお悩みが多くあります。バストエピテーゼは、こうした悩みに寄り添い、温泉でも安心して使える工夫がされています。

エピテーゼの必要性をデータで実感する

講演では、指・耳・バストに悩みを抱える方々のデータを提示し、エピテーゼがどれほど必要とされているかをお伝えしました。参加者の方々はうなずきながら聞いてくださり、「自分の周りにもこんな悩みを抱えている人がいるかもしれない」と感じてくださったようです。

お客様の声に寄り添う協会の取り組み

協会では、エピテーゼを通じてお客様の心に寄り添うことを大切にしています。講演では、これまでいただいたお客様の声や事例をいくつかご紹介しました。

  • 「手の指が自然な形になったことで、堂々と手を見せられるようになりました。」
  • 「乳がん後の不安が軽くなり、外に出るのが楽しみになりました。」

こうした声は、私たちの活動の励みであり、より多くの方にエピテーゼを届けたいという思いを強くするものです。

質疑応答から得た新たな視点

講演後の質疑応答では、参加者の皆様からさまざまなご質問や意見をいただきました。「こんな症状の場合も対応できますか?」という具体的な内容や、「エピテーゼの保険適用について考えられますか?」といった実務的な質問も多く、エピテーゼの広がりへの期待を感じる時間となりました。

親睦会の様子

講演会の後には雲海を見たり、豪華なディナーを頂きながら交流を深めました。(とーーーっても美味しかった!)

未来に向けた協会の目標

エピテーゼは、医療と福祉、美容の交差点で新しい選択肢を提供するものです。一人でも多くの方にその価値を知っていただけるよう、協会として引き続き活動を続けてまいります。

講演会の依頼は▶https://epiteschool.net/about-inquiries/
一般社団日本エピテーゼ協会▶https://epiteschool.net/
エピテーゼ専門サロン「エピテーゼ専門サロン」▶https://epitemiyabi.jp/

みやび

日本エピテーゼ協会会長兼エピテみやび株式会社代表取締役。群馬県生まれ。元歯科技工士。友人の乳がんをきっかけに起業。10年で47都道府県にエピテニスト®とエピテカウンセラーを展開します!

好きなものはもふもふの動物。O型。おうし座。趣味は読書。たまに飲み歩き。

【メディア掲載】
NHK/テレビ東京/J-wave/TBS/日本経済新聞/読売/朝日/毎日/東京/上毛/京都新聞など/創業手帳/創業手帳woman/健康365/映画「フタリノセカイ」など多数

【受賞】
女性起業プロジェクト:グランプリ/品川ウーマンズビジネス:特別賞/Niceなビジネスコンテスト:奨励賞/ぐんぎんビジネスサポート:努力賞/TOYP2020:厚生労働大臣賞・準ブランプリ

【商標】
エピテ®/エピテニスト®

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