事故や病気、先天的な理由で身体の一部を失った方にとって、“見た目の回復”は単なる美容ではなく、心の回復につながるものです。
エピテーゼとは、そうした方々の外見を補い、もう一度、自分らしく自身を持ちたい、という想いに寄り添うための外見ケアです。
エピテーゼとは

エピテーゼ(Epithese)とは、ギリシャ語の「epithesis=欠損部位に何かを装着する」に由来し、
医学的には《身体の表面に脱着できる人工物の総称》を意味します。
例えば、ウィッグ(ヘアエピテーゼ)や義眼などもその一部。
中でもエピテーゼは、外見の自然さと心の安心の両方を取り戻します。
医療でも美容でもない、“あいだ”のケア
手術を伴わず、メスも使わずに外見を補える――
それが、エピテーゼの大きな特徴です。
- 医療:命や機能を守る領域
- 美容:見た目を美しく整える領域
- エピテーゼ:その“あいだ”にある、心を支えるケア
身体への負担が少なく、
外見の違和感や不安を軽減し、自信を取り戻すサポートになります。
エピテーゼの種類
お悩みや目的に応じて、さまざまな種類があります。
| 種類 | 対象・特徴 |
|---|---|
| 手指のエピテーゼ | 事故・病気・先天的な指の欠損や変形を補う |
| 足指のエピテーゼ | 凍傷・事故・短指症などに対応、ネイルも可能 |
| バストのエピテーゼ | 乳がん手術後の方や再建後の形・左右差の悩みに |
| 耳のエピテーゼ | 小耳症・外傷など、見た目と機能を補う |
| 皮膚のエピテーゼ | 傷跡や凹凸を自然にカバーする立体的補整 |
| 爪のエピテーゼ | 爪欠損・無爪症など、ネイルも楽しめる |
エピテーゼがもたらす変化
- 「見られる恐怖」から「見せたい自分」へ
- 「外に出るのが怖い」から「また出かけたい」へ
- 「人に会いたくない」から「ありがとうと言われる側」へ
外見が整うことで、自信とつながりを取り戻す人が増えています。
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エピテーゼを学ぶという選択
エピテーゼは、誰かを支える技術であり、想いを形にする仕事です。
- 看護師・エステティシャンなどの美容医療経験者
- 当事者や家族として支えたい方
- 感謝される副業・新しい働き方を探している方 など
誰もが最初は「自分にできるかな?」という不安から始めています。
でも、“誰かの力になりたい”という気持ちがあれば大丈夫。
まとめ
- 学ぶことで、感謝される仕事へとつながる
- エピテーゼとは、外見と心を支える“見た目の装具”
- 医療でも美容でもない、“あいだ”の外見ケア
- 誰かの笑顔を取り戻す新しい選択肢
エピテーゼは、外見だけでなく心を支えるケア。
医療でも美容でもない“第三のケア”として注目されています。
もっと深く学びたい方は、エピテスクールで学ぶことができます。