こんにちは。日本エピテーゼ協会理事長兼講師のみやびです。
先日、Yahoo!ニュースで《乳がん女性たちの大きな苦痛「外見の問題」。乳房再建が進まない理由とは?》という記事を目にしました。
掲載された記事を読み、改めて乳がん治療後の女性たちが抱える「外見の問題」の重要性を感じました。
治療を終えた後、多くの女性たちは乳房の喪失という身体的な変化に加え、それがもたらす心理的な負担にも悩まされています。再建手術を選択する女性もいれば、その手術に踏み切れない方もいます。身体的な負担や経済的な問題、さらには心理的な障壁が多く、手術以外の選択肢が強く求められています。
その中で「エピテーゼ」という新たな選択肢が注目されています。
エピテーゼは、手術を必要とせず、オーダーメイドで作られたシリコーン製の人工乳房で、乳房を失った方々が身体的・心理的に回復するための大きなサポートとなります。
また、外見を回復するだけでなく、自信を取り戻す手助けとなり、社会復帰にも貢献します。
では、Yahoo!ニュースに掲載されていた内容をご紹介します。
乳房再建手術の現状と課題
乳房再建手術は確かに一つの選択肢として存在しますが、その一方で、多くの女性が再建手術を選ばない現状があります。理由はさまざまですが、主に以下のような点が挙げられます。
- 身体的負担:手術による体への負担や、再建後のダウンタイムを避けたいと考える女性が多いです。
- 経済的負担:手術には高額な費用がかかり、保険適用外の治療もあるため、経済的な壁が存在します。
- 心理的壁:手術を受けることに対する不安や恐怖心から、再建手術を避ける女性も少なくありません。
再建手術がすべての人に適しているわけではなく、個々の状況や心のケアが大切です。そのため、手術以外の選択肢として、エピテーゼのような方法が注目されています。
エピテーゼの魅力と可能性
エピテーゼは手術を伴わない選択肢として、身体への負担が少なく、心のケアとしても非常に有効です。
シリコーン製のオーダーメイドエピテーゼは、お客様一人ひとりの体型やニーズに合わせて作成され、自然な仕上がりを実現します。装着が簡単で、日常生活に支障をきたすことなく使用できるため、再建手術を避けたい女性にとって理想的な選択肢と言えるでしょう。
さらに、エピテーゼは乳房再建手術のような大がかりな医療行為を必要とせず、外見の改善だけでなく、心理的な回復を支援する役割も果たします。多くの方が、エピテーゼを通じて自信を取り戻し、日常生活をより豊かに過ごせるようになっています。
悩まれている方々へのサポート
エピテーゼを利用することで、乳がん治療後の外見に悩む女性たちが自分らしい姿を取り戻し、心の回復を果たす手助けができます。
このような情報をもっと広めたい、またはエピテーゼの技術を学び、サポートできる立場になりたいという方々も増えてきています。エピテーゼを取り扱う「エピテニスト®」の資格取得や、実際に患者様に提供するための技術を学びたい方々のために、私たちエピテーゼ協会では専門的な講習や認定プログラムを提供しています。
エピテニスト®資格取得と育成の取り組み
エピテーゼ協会では、全国にエピテーゼの認知度を高め、女性たちの社会進出を支援しています。
2019年に設立されたこの協会は、エピテーゼの専門技術者を育てることに力を入れており、2024年にはカリキュラムを刷新し、より多くの方々にエピテーゼ技術を学んでいただける機会を提供します。資格を取得したエピテニスト®は、お客様へのサービスを通じて、より多くの女性たちに笑顔を届けることができます。
日本エピテーゼでは、エピテーゼに関する資格が取得できる唯一の教育機関です。エピテーゼを悩まれている方に届けたいと思われたら、一緒に学んで、多くの女性たちの自信と幸せを取り戻す手助けをしていきましょう