こんにちは。一般社団法人日本エピテーゼ協会 代表理事兼講師のみやびです。
今回は、エピテ造形上達のコツとして、《五感を使ってデッサンする大切さ》をお伝えします。
五感を使うことで、物体の細部まで注意深く観察する力が養われます。
視覚だけでなく、触覚や嗅覚などを使うことで、物体の質感や形状をより深く理解できます。
例えば、触覚を使って物体の表面の凹凸を感じ取ることで、視覚だけでは気づかない細部を発見することができるでしょう。
1. 五感を使ったデッサンの重要性
- 視覚: 形状、光と影、質感を正確に捉えるために、観察力を鍛えることが重要です。デッサンを通じて、物体の細部まで注意深く見る習慣をつけましょう。
- 触覚: 実際に物体に触れることで、その質感や形状をより深く理解できます。例えば、リンゴや石膏モデルを触りながらデッサンすることで、立体感をよりリアルに表現できます。
- 聴覚: デッサン中に周囲の音に集中することで、リラックスし、集中力を高めることができます。自然の音や静かな音楽を背景に流すと良いでしょう。
- 嗅覚: 特定の香りがリラックス効果をもたらし、創造力を刺激することがあります。アロマオイルやお香を使って、心地よい環境を作りましょう。
- 味覚: デッサンの合間に好きな飲み物や軽食を楽しむことで、リフレッシュし、集中力を維持することができます。
3. 実践例
1,リンゴを手に持ち、目をつぶって両手で触ります。
2,目を閉じたまま、どこに凹凸があるのか手先の感覚だけで確認します。
3,目を閉じて、手先で感じた形を頭の中でイメージします。
4,目を開け、頭のイメージと手に持っているリンゴが正しか確認します。
5,手先で感じ取ったことをメモします。
6,デッサンします。
4.デッサンについて
リンゴを使ったデッサン: 身近なリンゴを使い、観察力をアップする方法を紹介します。リンゴの形状、質感、光と影の変化を注意深く観察しながら描く練習をします
石膏モデルのデッサン: 指先やバストの石膏モデルを使って、細部の観察とデッサンを行います。シワや指紋、関節の形状を正確に捉えることが重要です