色彩レッスン

クリエイティブ脳を鍛える

赤いリンゴは赤じゃない!
赤くみえるから、赤く塗れば良いというほど、モノの色は単純ではありません。
先入観や固定概念を取り払い、じっくり観ることから、すべてが始まります。

「見る」という行為はくせ者です。なぜなら、見ているつもりだけで。見たいようにしか見ていないことが多いからです。

「リンゴは丸い」
「リンゴは赤い」
というのは子供のころから記憶している『象徴的』なイメージなのです。

光の当たり具合・新鮮さなど、注意深く観ることで表情の変化が見て取れます。

五感を使う

観るというのは、視覚だけでなく五感を最大限に働かせます。
手で触り、どんな柔らかさのか。冷たさなのか。
匂いを嗅ぎ、甘いのか酸っぱいのか、香ばしいのか。

これをイメージしながら、再現します。

先入観・固定概念を取り払い、じっくり観る(観察)することにより、今まで気が付かなかった可能性が拡大していきます。

観察した先には、「ほーなるほど」「もっとやってみたい」「もっと知りたい」「意外とできる」となり、熱意やチャレンジ精神が生まれます。

色のしくみをさぐろう

色のしくみは実際に色をつくり、そのプロセスから学ぶことが大切です。
身についた知識やテクニック、色の感覚は日々の暮らしを豊かにします。

課題をやってみよう!

①色の三属性(色相・明度・彩度)

色とは、目が受けるさまざまな感覚のことで、光の波長の違い(色相)・明るさ(明度)・鮮やかさ(彩度)によって異なります。

この色相・明度・彩度を色の三属性と言います。

色相とは、赤み・黄み・青み・白・黒・灰色が混ざっていない純色のことです。

明度とは、色のもつ明るさ、暗さの度合いです。白・黒・灰色・捕食などを混ぜることで陰影が表現でき、白を多く混ぜれば明度が高くなります。

彩度とは、色の鮮やかさの度合いのことです。白・黒・灰色・補色を混ぜれば明度を弱めることができます。

補色について

赤と緑、黄と紫、青と橙といったように、色相環で互いに向かい合った関係の2つのことを補色といいます。

12色を塗ってみよう

12色の色相環をつくる目的は色の構成を正しく理解することです。

始めるに塗るのは『3原色』です。

3原色とは混ぜ合わせることで原則的に様々ないろを作り出すことができる、混じりっけのない3色のことです。

step1、赤・青・黄色の3色を塗ります。

step2、3原色のうち2色を混ぜ合わせ「等和色」をつくります。
    橙・紫・緑の3色を塗ります。

step3、3原色と等和色を混ぜて色を創ります。
    赤橙・黄橙・黄緑・青緑・青紫の6色を塗ります。

このとき塗った反対側の色が「補色」になります。

ダウンロード・印刷して色を塗ってみましょう。

12色が作れたら24色にチャレンジ!!

グラデーションをつくってみよう

グラデーションとは、トーンや明暗の段階的な変化のことをいいます。

12色の中から好きな色を1つ選び、そこに「白」を少しずつ加えてトーンを明るくしていきます。
この時、色が明るくなる度合いが均等になると、きれいなグラデーションができます。

2つの原色に白を混ぜて50色をつくってみよう

3原色のうちの2色+白を使い50色をつくります。
混ぜ方により、信じられないほど多くの色がつくれることを実感してみましょう。

うまく作るコツは、爪楊枝の先で少しずつ色を加えていくことです。

エピテーゼでは5種類ほどのカラーで皮膚を再現します。
このレッスンを繰り返し練習することで、少ない色で再現することに役立ちます。

みやび

日本エピテーゼ協会会長兼エピテみやび株式会社代表取締役。群馬県生まれ。元歯科技工士。友人の乳がんをきっかけに起業。10年で47都道府県にエピテニスト®とエピテカウンセラーを展開します!

好きなものはもふもふの動物。O型。おうし座。趣味は読書。たまに飲み歩き。

【メディア掲載】
NHK/テレビ東京/J-wave/TBS/日本経済新聞/読売/朝日/毎日/東京/上毛/京都新聞など/創業手帳/創業手帳woman/健康365/映画「フタリノセカイ」など多数

【受賞】
女性起業プロジェクト:グランプリ/品川ウーマンズビジネス:特別賞/Niceなビジネスコンテスト:奨励賞/ぐんぎんビジネスサポート:努力賞/TOYP2020:厚生労働大臣賞・準ブランプリ

【商標】
エピテ®/エピテニスト®

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