エピテーゼ専門サロンの開き方9回目です。今回はお客様が来店したときに、必ず書き込んでいく「カルテ」の作り方についてご紹介していきます。
前回までのお役立ち情報はこちら。1~2分でサクっと読めます。
カルテ(問診表)はサロンの命
お客様がご来店されたら、カルテ(問診表)に何を書いていただくか。カウンセリングで何を聞くのか。何を伝えなくてはならないのか、など、あらかじめイメージトレーニングをしておく必要があります。
何も準備しないでいざ本番!となると、何を話していいか伝えなくてはいけないことを忘れたりと、あたふたしてしまいお客様に不信感を抱かしてしまったり、トラブルの元を生み出しかねません。
お客様を知るため
サロンを開いたら、定期的に通ってもらうリピーターとなって欲しいですよね。そこで必要となるのがお客様の情報です。
カルテ(問診表)には
・お客様の名前
・年齢
・生年月日
・悩み事
・めざす未来
・肌質
・家族構成
・いつからの悩みなのか
・いつまでに解決したいのか
・アレルギーの有無
などの情報を記入します。
記入してもらうことで、お客様が今何を求めているのか、サロンに求めていることはなんなのかを把握することができます。
ここが抑えられなければ、リピーターも生まれませんし、お客様の満足度を上げるための改善が見えてきません。
サロンを始めたら、この情報がキーポイントとなってきます。あなただけのカルテ(問診表)を作ってみましょう。
5W1Hでみてみよう
カルテ(問診表)を作るとき、基本となるのが5W1Hです。
・誰が(Who)
➡お客様について(氏名/年齢/お住まい/業種/家族構成/趣味など)
・いつ(When)
➡いつから悩んでいるのか
・なにを(What)
➡どんなことに悩んでいるのか
・なぜ(Why)
➡気になる原因と、なぜ当サロンをえらんでくださったのか
・どこで(Where)
➡他で相談したことがあるか。あるならどこか。
・どのように(How)
➡どのようにケアしたいのか。どのように当サロンを知ったのか
基本的な項目はこのように作っていきます。また、施術の後に購入商品や会話などをメモっておけば施術時の話のネタに活かすことができます。
カルテ(問診表)に正解はありません。図を入れて、悩みの箇所にチェックを入れてもらったり、数字で判断してもらうのもいいでしょう。
あなたらしいカルテをつくって、お客様の悩みに寄り添い一緒に解決していきましょう。
次回は、エピテーゼ専門サロンの空間づくりをお伝えしていきます。

日本エピテーゼ協会会長兼エピテみやび株式会社代表取締役。群馬県生まれ。元歯科技工士。友人の乳がんをきっかけに起業。エピテ®メイクでを通じて女性たちの社会進出と自立をサポート。
好きなものはもふもふの動物。O型。おうし座。趣味は読書。たまに飲み歩き。
【メディア掲載】
NHK/テレビ東京/J-wave/TBS/日本経済新聞/読売/朝日/毎日/東京/上毛/京都新聞など/創業手帳/創業手帳woman/健康365/映画「フタリノセカイ」など多数
【受賞】
女性起業プロジェクト:グランプリ/品川ウーマンズビジネス:特別賞/Niceなビジネスコンテスト:奨励賞/ぐんぎんビジネスサポート:努力賞/TOYP2020:厚生労働大臣賞・準ブランプリ
【商標】
エピテ®/エピテニスト®